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防災教育「池田ダムを知る」を実施!

秋はジオパーク学習のシーズン!...ということで、一昨日と本日、地元の中学生に向けた三好ジオパーク防災教育「池田ダムを知る」を開催しました!
 
この学習は、当推進協議会の会員でもある四国地方整備局吉野川ダム統合管理事務所さんと水資源機構池田総合管理所さんの主催で開催されたものです。協賛として四国電力さんにも学習に加わってもらいました。
吉野川の流域面積は四国の面積の20%にもなります。そんな吉野川にはいくつかのダムがあり、四国4県へ「命の水」を流しています。池田ダムは吉野川総合開発の一つとして約50年前に建てられたもので、吉野川本流のほぼ中間にあり、吉野川中下流域の利水・治水を司る「かなめ」、また降水量の少ない香川県へ水を流す(利水)ための「かなめ」のダムとして知られています。また池田ダムには発電施設も併設されています。
一昨日は井川中学校1年生、本日は池田中学校の3年生とともに学習を行いましたよ!
さすが四国地方整備局吉野川ダム統合管理事務所さんと水資源機構池田総合管理所さん。今回の学習では、池田ダムの司令室での講義から始まり、普段は登ることのできない「ゲート管理橋(ダムのゲートを開閉する橋)」に登れるという大特典がありました!さらにさらに...協賛として入って下さった四国電力さんには、池田発電所内の紹介をしていただきました。
 
四国の水を司る一つの「池田ダム」。ここに池田ダムが建設されたのも、吉野川がこの池田で「カックン」と流れを北から東へ変えていることが関係しています。
約300万年前からの中央構造線の活動...そして吉野川の流路変更...そして今、その吉野川の水の治水・利水を司り、活躍しているダムたち。太古の大地の変動から現在の私たちの暮らしまでを今回は「池田ダム」を通して知ることができたのではないかな?と思います!
こんな学習できるなんて、専門員である私個人としても非常に嬉しいです!いいお話、いいものを見ることができました!
 
 
 
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