辻の町歩きガイド、みよしジオガイドの会がコラボして実施する、三好市井川町と東みよし町足代をつないだ「ジオツアー」のご案内です。
実施日 12月3日(日) 9:30~15:00
このジオツアーのテーマは「吉野川の南と北の文化のつながりを探る」ことです。
JR辻駅を出発し、辻の町並みを歩きます。辻は地名の通り東西と南北の交通路の交わるところです。阿波池田や脇町・貞光と同じようにうだつの上がる家を見ることができます。その繁栄は何によってもたらされたのか?ガイドが詳しく説明いたします。
途中、国の登録有形文化財に指定されている古民家を改修した「辻のいろり」という交流施設で、井川町井内地区の東斜面・西斜面で栽培されたお茶の飲み比べを行います。ほぼ同じ標高で栽培されたお茶なのに味が違う秘密も解き明かしていきましょう。また、辻の町で取り組んでいる茜染めもご紹介します。
辻の町を散策した後は、中間地点にあたる石光山にのぼり、東みよし町と三好市井川町の特産品のおやつを食べながら休憩をします。
この高台からは吉野川を挟んだ南の辻と北(対岸)の東みよし町昼間・足代が一望できます。景観を楽しみながら、吉野川を挟んだ両地域の風景の違いに気づき、そのために異なる暮らしや文化が育まれてきたことをガイドと一緒に考えてみましょう。
休憩後は美濃田大橋を渡り、北岸(左岸)の東みよし町を歩いて行きます。田んぼの広がる地域ですが、実は昔から水の確保には苦労してきました。いかにして水を確保してきたのかを、様々な施設を見ながらガイドが説明していきます。
そして美濃田の淵。ここは県の名勝天然記念物に指定されている風光明媚な場所です。なぜ、吉野川の中流に長さ2㎞、幅100mにおよぶ淵ができ、なぜ大きな奇岩等が露出しているのかを解き明かしていきます。そして両地域の文化を育んだヒミツが解き明かされます。
ウォーキング後は、お待ちかねのスペシャル弁当(地元の食材を使用)を食べながらの談笑タイムです。昼食のあとは吉野川ハイウェイオアシスでの買い物タイムをもうけています。
ツアーはこれにて終了ですが、JR辻駅に車をおいている方々にはタクシーをご用意させていただきます。安心してお越しください。
申込〆切りは11月26日(日)となっています。お申し込みはチラシに記載されている電話番号におかけください。お待ちしています。