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山城中学校で出前授業を行いました!

10月5.12日に山城中学校でジオパーク出前授業を行いました!!今回は2日間と盛り沢山の内容です。

1日目。

「私たちの住んでいるところはどんなところ?特徴的ってなんだろう?」のテーマをもとにジオパーク学習が開始。

殿谷地質専門員より、生徒たちが住んでいる地域の名産品(そば、雑穀、お茶)、観光地(大歩危小歩危峡、かずら橋)、アクティビティー、歴史文化(傾斜地農業、妖怪伝承)、を踏まえた山城町の風景、また刻みタバコで栄えた池田町の風景について話があり、三好市の特徴ある風景は三好市の大地の活動(地形や地質)と深く結びついてできたものだったということに生徒たちが気づきました。

その後、そんな三好市の大地・風景の特徴を見るべく、屋外フィールドワークに出発!!

大歩危峡で、傾斜地集落や背斜構造、含レキ片岩を見て学んでから池田市街地へ。そこで中央構造線の活動から池田町の段差の正体を知った生徒たち。吉野川の流路変更の秘密を知り、昔は讃岐山脈がなかったということに気づいた時の生徒たちの表情はなんとも言えないものでした。

 

 

 

 

 

1日目は、大歩危や池田の歴史文化は大地が関係してできたこと、また様々な自然災害を受けながらも乗り越えて、文化や暮らしが継承されたことが実感できたかなと思います。

 

2日目。

1日目の授業で、三好市は様々な自然の脅威(災害)に見舞われてきたことがわかったところで・・・。。

三好市で暮らし続けるためには自然災害を乗り越えないといけない、ではどうやって乗り越えよう?とみんなで考えました。様々な自然災害について学びハザードマップの見方を学習した上で、避難経路を実際に考えたことで、私たちの住んでいる場所は危険な場所がたくさんあることを再確認。

その後、2日間のまとめとしてグループワークを行いました。授業で学んだことや、この地域の良さを絶やさないために何ができるかとみんなで話し合い、三好市の未来について、三好市の魅力をどう伝えていくかについても考える場になったのではないでしょうか。

この地域の恵みも脅威も、大地(ジオ)の活動によってもたらされたものであり、恵みをうまく活用し、脅威から正しく逃れることが大事である!!ということがわかってもらえたかなと感じています。

 

 

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